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川村葉音被告に無期懲役求刑――江別大学生集団暴行死事件、別れ話が招いた20歳の死

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#江別大学生集団暴行死 #川村葉音 #長谷知哉 #無期懲役

6月25日、判決――別れ話が招いた20歳の死

2024年10月、北海道江別市の公園で、大学生の長谷知哉さん(当時20歳)が集団暴行を受けて死亡した事件は、2026年6月25日に札幌地裁で判決が言い渡される予定だ。

主犯格とされる川村葉音(かわむら・はね)被告(21)には、検察側から無期懲役が求刑されている。

事件のきっかけは「別れ話」だった。長谷さんが交際相手の八木原亜麻被告(当時大学生)に別れを切り出したことから、八木原が川村に相談。川村らが長谷さんを公園に呼び出し、集団暴行に発展し、最終的に金品まで奪われて死に至った――。

旭川女子高校生殺害事件とほぼ同時期、北海道で起きたもう一つの若者集団犯罪である。本稿は事件の全容と裁判の論点を整理する。

事件の概要――何が起きたか

江別大学生集団暴行死事件 時系列
2024年10月から2026年6月の判決まで
きっかけ
2024年10月
長谷さんが交際相手の八木原被告に別れを切り出す。八木原が川村被告に相談

呼び出し
10月25日
江別市内の公園に長谷さんを呼び出す。川村・川口・滝沢の3人が暴行を開始

エスカレーション
10月25〜26日
殴る蹴るなどの暴行を加え、「全部出せ」と現金・クレジットカードを強奪

死亡
10月26日
長谷さんが外傷性ショックで死亡

公判開始
2026年5月25日
札幌地裁で初公判、4被告が起訴内容認める

求刑・判決
2026年6月5日/25日
川村葉音被告に検察が無期懲役求刑。判決は6月25日

共犯者は全部で5人――加害者は合計6人

本件は6人による集団暴行である。1人の20歳大学生に対し、6人が2時間にわたって殴る蹴るを繰り返した。それぞれの役割と処分を整理する。

加害者6人の全体図
主犯格1名+共犯5名、それぞれの処分
①主犯格
川村葉音(21・女)
元大学生
検察求刑:無期懲役
弁護側求刑:懲役13年
判決:2026/6/25予定
役割:暴行を主導、金品要求も主導

②共犯1
八木原亜麻(21・女)
元大学生・被害者元交際相手
裁判:別途審理中
役割:別れ話を川村に相談、長谷さんを呼び出した

③共犯2
川口侑斗(当時18・男)
元アルバイト
裁判:札幌地裁
役割:暴行を始めた中心人物
法廷で宣誓拒否

④共犯3
瀧澤海裕(当時18・男)
元高校生
裁判:札幌地裁・起訴内容認める
役割:「ライダーキック」と叫び2度飛び蹴り
検察「おちょくっている」と糾弾

⑤共犯4
17歳少年(当時・男)
少年法適用(特定少年扱い)
裁判:札幌地裁
役割:ドンっと腹を殴打など

⑥共犯5
16歳少年(当時・男)
少年法適用
裁判:札幌地裁・起訴内容認める
役割:被害者を全裸にしてタバコ近づけ

▼ 起訴の構造
6人全員が強盗致死罪で起訴。札幌地裁は中間判断で「強盗致死罪が成立する」と認定済み。法定刑は死刑または無期懲役のみ(有期刑なし)。残る論点は量刑のみ。

①主犯格:川村葉音被告(21・女)――小学校教員を目指していた釧路出身の女

【生い立ち・家族】

  • 出身:北海道釧路市。家族構成は父・母・兄・本人の4人家族(兄1人)
  • かつては祖母も同居(近年は目撃情報なし)
  • 父親:職人風の服装、不規則勤務(夜勤あり)、朝方の帰宅を目撃
  • 母親:教師との情報、共働き家庭、頻繁に出かける
  • 町内会未加入、地域との交流は希薄
  • 近隣住民の評:「ごく普通の家庭」(表面上)

【学歴】

  • 小学校:釧路市内の小学校(算数とバスケットボールが得意)
  • 中学:釧路共栄中学校
  • 高校:釧路東高校(学級委員長、バドミントン部)
  • 大学:江別市の北翔大学・教育文化学部・教育学科・初等教育コース
  • 目標:小学校教員

【中学時代の同級生の証言――暴力的素行】

暴言を人の目の前で吐く
壁を殴ることもあった」
理不尽に怒ったり、暴言を言ったりのイメージ」
男子にも暴力を振るっていた
「それで親が何回か中学に呼び出されていた
「男子からも女子からも避けられていた」

中学時代から既に暴力傾向は明確だった。父の「殴られたら殴り返せ」教育の結果である。

【高校時代の二面性】

表向き:学級委員長、学年3位、ほぼオール5、サボらず遅刻もなし
裏:「高校でいじめられていた」「やられたら手が出るようになった、口も悪くなった」と本人が法廷で証言

成績表のオール5をSNSにアップする一方で、内面では暴力傾向を温存していた。

【大学での実態――教員を目指す姿からの完全な逸脱】

「入学当初から金髪で浮いていた」
「先生に対してもタメ口
授業中に彼氏と電話しながら講義を受けていた」
講義中にLINEで通話とか始めちゃう」
脚に「龍のタトゥーシール
SNSで「彼女いるんで女フォロー禁止 女フォローしてくんな」と発言

大学にはほぼ通学せず、近くのコンビニのアルバイトに頻繁に勤務。必修単位を落とし再履修になっている科目も。20歳前後の小学校教員候補とは到底思えない素行

【交際相手は17歳少年A(共犯者)】

川村葉音被告の交際相手は事件共犯の17歳少年A(4歳年下)
同じコンビニでアルバイト
少年Aは「先生がウザかった」と高校1年で中退
少年Aはコンビニ近くで一人暮らし、川村が頻繁に通っていた
SNSには川村と少年Aが旅行する投稿も

事件は「彼氏(17歳少年A)と一緒に長谷さんを呼び出す」という、恋人とのデート感覚での集団暴行でもあった。少年Aについて友人は「暴力的、すぐに手を出す」と証言している。

【北翔大学の声明】

事件後、北翔大学は2024年10月30日付で学長名の声明を発表:「事態を重く受け止め、捜査の進展を見守るとともに、在学生への適切な指導と支援に努めてまいります」。大学側も対応を迫られた

【父親の証言:「殴られたら殴り返せ」】

父:「『殴られたら殴り返せ』と教えていました」
法廷で強盗致死罪への理解を問われた場面:「うちの娘です!」と叫ぶ
母:「家を出すのが早かった」「(娘を)見捨てることはできない
弁護側情状:「川村被告は高校時代いじめを受けていた」「死にたいと…

【公判での発言】

目の前の言動に流された、計画性のない犯行」と主張
楽しい雰囲気に、暴力を振るってもいいとなったのかも
その場の流れで…
 → 検察「調子乗んな? こんだけ殴られてる人に…」と声荒げ
死をもって償ってもらいたいはず
社会に出られる確率は少ない、というかほぼない
「社会に出られるなら墓前で手を合わせたい

全ての罪は認めるが、量刑が争点。検察「著しく悪質、酌量すべき事情が見いだせない」として無期懲役を求刑。

②共犯1:八木原亜麻被告(21・女)――事件の起点、保育士志望だった元交際相手

【生い立ち・家族】

  • 出身:北海道釧路市(川村葉音と同郷、実家も釧路)
  • 父親:事件後の取材に深い謝罪の言葉を述べる(職業非公表)
  • 母親:八木原が中学卒業後に釧路を離れて寮生活を始めた際、毎週のように寮を訪ねていた
  • 兄弟の有無:確定的な報道なし

【学歴】

  • 中学:釧路市立景雲中学校(被害者・長谷知哉さんは1学年上の先輩、合唱部つながり)
  • 高校:札幌市西区の札幌山の手高校(私立、寮生活)。合唱部所属
  • 大学:江別市の札幌学院大学・人文学部・こども発達学科保育士・幼児教育者を目指していた
  • 江別市内(JR大麻駅近く)にアパート(被害者が当日訪れた場所)

【高校時代の同級生証言――異常な執着心】

高校時代の後輩・同級生の証言:
「八木原は異常な執着心を見せていた」
「仲の良い後輩に対して毎日連絡してきた
SNSで執拗に絡んだ
バイト先にまで来た
怖くて避けるようになった
「同級生は口を揃えて『関わりたくないタイプ』と言っていた」
依存体質で友達に避けられていた」

将来子どもを預かる保育士を目指していた人物が、高校時代から「関わりたくない」と評されていた。幼児教育に関わるべきではなかった人物である。

【川村葉音との関係】

八木原と川村は釧路の中学時代に塾で出会った友人。中学から大学まで親しい関係が続いた。八木原が川村の通う北翔大学のあった江別市内に住み、川村もそこで犯行に及んだ。釧路の旧友2人が、江別で大学生1人を殺すまでに発展した。

【被害者・長谷知哉さんとの関係】

  • 長谷さんは中学時代の合唱部の1つ上の先輩
  • 2024年9月23日頃に交際開始
  • 10月23日:長谷さん「大学を卒業したら東京で就職する。遠距離恋愛は難しいので、あと1年で別れよう」と告げる
  • 10月24日:八木原が川村に相談
  • 川村「今すぐに別れた方がいい」とアドバイス
  • 10月25日:呼び出し→集団暴行へ

【公判で明らかになった発言】

暴行中:「タッキー優しい、カノジョいるのかな」(タッキー=瀧澤被告)
血ィついただろ、弁償しろやコラ!
もっとやって」(暴行を促す)

交際相手が殴られている横で、別の加害者の「優しさ」「彼女いるのかな」を語った発言は、傍聴席を凍りつかせた。

【暴行後の行動】

奪った長谷さんのキャッシュカード・クレジットカードを使い、コンビニでタバコ30箱以上を購入、口座から現金を引き出し、奪った金でラーメン店へ向かった。被害者が瀕死で放置されている時間に、加害者たちはラーメンを食べていた。

裁判官も八木原の証言に「理解できない」と発言。別途審理中だが、事件の起点として責任は極めて重い。

③共犯2:川口侑斗被告(当時18・男)――野球少年からの転落、暴行主導の中心

【生い立ち・家族】

  • 出身:札幌市白石区
  • 家族:4人兄弟の家庭
  • 家庭環境:小さい頃からあまり良くなかったとされる
  • 事件約1年前:本人が周囲に「親が離婚するんだ」と告白
  • 高校中退と両親の離婚がほぼ同じ時期に重なり、学校という居場所を失い、家庭の安定も崩れた
  • 両親の具体的職業・現在の状況:報道なし

【学歴・職歴】

  • 小学校:少年野球チームに所属(2015年4月当時、小学3年生の名簿に名前あり)
  • 中学:北白石中学校。少年野球に熱中
  • 高校:野球推薦で小樽市内の高校へ進学
  • 進学直後に「面倒くさい」と中退
  • 仕事:解体業のアルバイト、公園にたむろする生活

【知人による証言――小学校時代から問題行動】

小学校時代の知人の証言:
小学校のころ人の家に行ったらボールが無くなった、そういう話は聞いていた」
(窃盗の前兆)

少年野球で頭角を現しながら、人間性は別の方向に進んでいた。野球推薦という人生の好機を「面倒くさい」と捨て、解体業バイトと公園たむろの生活へ。家庭崩壊と進路喪失が重なった人物が、本件の暴行主導役となった。

【供述調書で読み上げられた本人の発言】

謝らねーのかガキ
腹を10回ぐらい蹴ったら…
「全部出せ。全額」「クレジットカードもな」

【公判での異例の対応】

証人尋問で宣誓を拒否
「自分の裁判がもう少しで始まるので、その時に証言します」
裁判長から退廷命じられる
クレカ要求について「覚えていない」を連発
瀧澤被告に自首相談されるも「うるせえ」と一蹴

法廷が約10分間中断するほどの異例の事態。検察・裁判員の心証は最悪で、自分の裁判での実刑が確定的となった。

④共犯3:瀧澤海裕被告(当時18・男)――「ライダーキック」で笑いを取ろうとした男

【生い立ち・家族】

  • 出身:北海道札幌市白石区(川口と同じ地域)
  • 両親・兄弟など家族情報:大手報道機関ではほぼ公表されていない
  • 具体的な家庭環境:現時点では不明
  • 家族構成・親の職業:報道なし

【学歴・関係】

  • 中学:北白石中学校川口侑斗と中学の同級生
  • 高校:校名非公表(札幌市内)
  • 16歳少年Bは瀧澤の高校時代の知人
  • 17歳少年A(川村の交際相手)も瀧澤を介してグループに合流
  • 2022年改正少年法に基づく「特定少年」として起訴時に実名公表

家族情報が公表されていないことは、少年法での実名公表が一部に留まる構造の問題でもある。本人は実名で報道されながら、家族・育成環境が見えないままでは、本件の構造的原因の検証ができない。

事件のグループ結成構造:川村・八木原(釧路中学の友人)+川口・瀧澤(札幌北白石中学の同級生)+瀧澤と少年A(高校友人)+16歳少年(瀧澤の友人)――6人中、被害者と面識があったのは八木原のみ。他は初対面で集団暴行に参加した。

【「ライダーキック」発言の詳細】

「ガチな雰囲気が和らぐように…」
ライダーキック!」と叫び飛び蹴り(1回目)
主犯格から「動画撮るためにもう一度やってくれ」と言われ応じる(2回目)
ウケル!…笑いとれればいいや
「やらないと悪い雰囲気に…」

【公判で明かされた「内心」】

えっ、ヤバいな
酷いな
かわいそう
痛そうだな
と心では思っていたが、「周囲が止めないので流れに乗った

【「従属的立場」を強調した自己弁護】

「暴行が始まるとは思っていなかった」
従属的立場」を強調
事件後、共犯者に自首を提案したが、主犯格の男に断られた

検察官は「おちょくっているようにしか思えない」と糾弾。被害者を蹴り殺した状況を「ウケる」「笑いとれればいい」と表現する反省ゼロの姿勢は、裁判員の心証を最悪のものにしている。

⑤共犯4:17歳少年A――川村葉音被告の交際相手

事件当時17歳の少年(特定少年扱い)。少年法での実名非公表だが、本件の構造で最も注目すべき人物

【川村葉音被告の交際相手】

17歳少年Aは川村葉音被告の交際相手(4歳年下)
川村と同じコンビニでアルバイト
高校1年で「先生がウザかった」と中退
コンビニ近くで一人暮らし、川村が頻繁に通っていた
友人の証言:「暴力的、すぐに手を出す
川村と少年AはSNSで一緒に旅行する投稿あり

【役割と関係性】

  • 腹を10回ほど殴打などの暴行
  • 川村が「呼び寄せた」グループの中核として参加
  • 瀧澤被告とも高校時代の友人関係
  • 札幌地裁で起訴、強盗致死罪

主犯格・川村葉音の恋人として事件に参加。「彼氏と彼女と友人で被害者を集団リンチする」という、家族では考えられない関係性の異常さがここに集約されている。

【家族情報】
少年法により家族・両親の情報は公表されていない。だが、高校1年で中退・一人暮らしが許される家庭環境がどのようなものだったか、容易に想像できる。

⑥共犯5:16歳少年――全裸+タバコの火の最年少加害者

事件当時16歳の少年。少年法での実名非公表。

【役割】

被害者を全裸にして、タバコの火を近づけた(集英社オンライン)
公判での動機証言:「主犯格の被告に恩があり、裏切りたくないと思ってやりました」

【経緯】

  • 瀧澤被告の知人として参加
  • 16歳でありながら被害者の尊厳を徹底的に踏みにじる行為に及ぶ
  • 札幌地裁で起訴内容を認める
  • 強盗致死罪の法定刑制約により、家裁逆送の上で成人と同じ刑事裁判

集団心理学で「同調圧力による暴力」と呼ばれる構造の典型例。先輩への「恩」が、人を殺すまでの行為につながっている。

【追加の役割――集英社オンライン報道より】

被害者の髪にライターで火をつけ背中にタバコを押しつける様子を撮影
いい感じに燃えてきたぞ」と発言
全裸にして体毛を燃やし暴行

16歳の少年が、人を「燃やす」行為を「いい感じ」と表現する精神性は、もはや更生の対象として議論する次元を超えている

【家族情報】
少年法により家族情報は非公表。瀧澤被告経由でグループに合流したが、独立した暴行を行っており、単なる「巻き込まれ」とは言えない。

事件全体の構造――「初対面6人」による集団リンチ

公判で明らかになった本件の最大の異常性は、6人のうち被害者と面識があったのは八木原のみであったことである。残る5人は初対面の相手を2時間殴り続けた

【6人のつながりマップ】

つながり 関係
川村葉音 ⇔ 八木原亜麻 釧路の中学からの友人
川口侑斗 ⇔ 瀧澤海裕 札幌北白石中学の同級生
瀧澤海裕 ⇔ 17歳少年 高校の友人
瀧澤海裕 ⇔ 16歳少年 知人
川村葉音 ⇔ 川口侑斗 事件当日が初対面の可能性
八木原亜麻 ⇔ 被害者 中学時代の合唱部、2024年9月から交際

【事件当日の合流経緯】

  • 10月25日昼:川村と八木原がランチ中、長谷さんから八木原に電話
  • その後:16歳・17歳少年、川口、瀧澤が川村の車に合流
  • 深夜~午前2時頃:2時間にわたる6人vs1人の集団暴行
  • 3回にわたり場所を変えながら数時間以上続いた暴行

【その他の異常行動】

  • 逃走時:時速140km、無免許運転
  • 被害者を全裸で放置して逃走
  • 奪ったクレカでコンビニでタバコ30箱以上購入
  • 奪った現金でラーメン店
  • 共犯間で「顔面膝蹴りいきますね」というLINE
  • 暴行後「ラーメンが美味しかった」と法廷で発言した被告も
  • 責任のなすりつけ合いLINE」を共犯間でやり取り

【解剖医の衝撃証言】

「頭と顔の全体にわたって出血、数十回以上顔面が打撃された」
「全身の血液の20〜30%(最大1.2リットル)を失った」
「頭と顔から全失血量の60〜70%
腎臓断裂、心臓内部出血
暴行直後に救急車を呼べば、高い確率で命が助かったと思う」

被害者は救急車を呼べば助かった可能性が高かった。6人は救急要請せず、全裸で放置して逃走した。これは「致死の故意」と限りなく等価である。

事件の経緯――「別れ話の相談」が2時間の集団リンチに

検察側の冒頭陳述によれば、事件は以下の流れで進んだ。

【交際関係の破綻】
被害者・長谷知哉さんは、八木原亜麻被告と交際していた。2024年10月、長谷さんが八木原に別れを切り出す。

【相談から呼び出しへ】
納得できなかった八木原は、知人の川村葉音被告に相談。川村は長谷さんを呼び出して話をつけることを提案。

【公園での暴行開始】
10月25日夜、川村ら6人が江別市内の公園に長谷さんを呼び出す。川口侑斗被告(当時18)が暴行を開始。瀧澤海裕被告(当時18)が「ライダーキック」と叫んで飛び蹴り、16歳少年が全裸にしてタバコの火を近づけるなど、6人で2時間にわたる集団暴行に発展。

【金品要求にエスカレート】
検察側は「金品を要求したことで暴行がエスカレートした」と指摘。「血がついたから金払え」というLINEのやり取りも公判で明らかになった。「全部出せ」と現金・クレジットカード・キャッシュカードを奪った。

【死亡】
2時間の殴る蹴るなどの暴行で、長谷さんは全身に皮下出血と腎臓損傷全身の血液の20〜30%を失い、外傷性ショックで死亡した。何度も謝罪して「止めてください」と懇願したと遺族陳述では明かされている。

裁判の様子――反省ゼロ、笑い、他責、宣誓拒否

公判で明らかになった加害者たちの態度は、市民感情からかけ離れていた。

「ライダーキック!」と叫び、笑いをとろうとした18歳

瀧澤海裕被告(当時18)は法廷で、自身の行為についてこう証言した。

「ガチな雰囲気が和らぐように…」
ライダーキック!」と叫んで飛び蹴りを2度実行
ウケル!…笑いとれればいいや

検察官は「おちょくっているようにしか思えない」と糾弾。被害者を蹴り殺しておきながら、その様子を「ウケる」と表現する反省ゼロの姿勢に、裁判員の心証は最悪と見られる。

主犯格・川村被告の「他責思考」

主犯格の川村葉音被告は、公判で自身の関与をこう説明した。

その場の流れで…」

これに対し検察官は声を荒げた。

調子乗んな? こんだけ殴られてる人に…

主犯格でありながら「流れで」と他責的説明をする姿に、検察の怒りが噴出した瞬間である(NEWSポストセブン)。

暴行の中心人物・川口被告は法廷で宣誓拒否

暴行を始めた川口侑斗被告(当時18)は、法廷での宣誓そのものを拒否した。

これは刑事裁判で極めて異例の行動である。宣誓拒否は「自分の言葉に責任を持たない」と表明するに等しく、事件の核心に迫る証言を回避する姿勢として、裁判員に強い不信感を与えた。

16歳少年「主犯格に恩、裏切りたくなかった」

事件当時16歳の少年は、公判での証言で動機をこう説明した。

「主犯格の被告にがあり、裏切りたくないと思ってやりました」

集団暴力が、暴力そのものを目的にしているのではなく、仲間内の人間関係を維持するための犯行であったことが明らかになった。これは集団心理学で「同調圧力による暴力」と呼ばれる現象で、本件の構造的悪質性を象徴している。

法廷で公開された暴行音声と「笑う動画」

初公判では、加害者らが暴行中に撮影した音声と動画が公開された。動画には加害者たちが笑いながら被害者を殴る様子が記録されており、傍聴席からはうめき声が漏れたという(HTB北海道)。

被害者の苦痛を娯楽にしながら殺害――これが本件の本質である。

被害者の親族の声――「一生許さない」

長谷知哉さんの遺族による意見陳述は、本件の悲劇性を最も鮮明に伝える証言となった。

母親の意見陳述:「極刑を」

一生許さない。息子の無念を晴らすため極刑を」(被害者母)

20年間育てた息子を、「ライダーキック」と笑う18歳と「流れで」と言う21歳に奪われた母親の言葉である。「極刑」は通常、死刑を意味する。被害者1人の事案で母親がここまで踏み込むのは、それだけ犯行の残虐性が異常だったことを示している。

姉の意見陳述:「絶対に許せない」

「なぜ殺されなければならなかったのかが全くわからない
「兄はどんな気持ちで死んでいったのか。絶望と悲しみに襲われたと思う」
残虐性は極まりない。罪のない人の命を奪った重さを問い詰めて欲しい」
命が尽きるその日まで戦う
絶対に許さない

兄の死に向き合う妹の言葉である。「命が尽きるその日まで戦う」――これは加害者が出所しても監視し続けるという、覚悟の表明だ。

両親の心情:「何度も止めてくださいと言ったのに」

「(息子は)何度も謝罪し、止めてくださいと言ったのに、命まで奪われた」

被害者が懇願して許しを請うたにもかかわらず、加害者たちは2時間にわたって暴行を続けた。この事実だけでも、本件は「衝動的犯行」では説明できない意図的・継続的な殺戮である。

「たった一人のかわいい、大切な弟を返してほしい」

姉の最も心に残る一言。家族の中心だった長谷さんを失った悲しみが、これ以上ない言葉で表現されている。

加害者の親族の声――「殴られたら殴り返せ」と教えていた父

加害者の親族証言は、被害者遺族とは異なる衝撃を与えた。

川村被告の父親:「殴られたら殴り返せ」

川村葉音被告の父親は情状証人として出廷。「できるだけの賠償行為をしたい」と声を震わせ謝罪したが、検察の追及で衝撃的な子育て方針が明らかになった。

弁護側の質問で「川村被告は高校時代いじめを受けていた」と紹介された後、父親は質問にこう答えた。

「『殴られたら殴り返せ』と教えていました」
暴力の使い方については「その都度伝えていた

これは本件の暴行を結果的に正当化する家庭環境だったのではないか――裁判員が抱く疑問は当然である。

さらに法廷では、強盗致死罪への理解を問われた場面で父親が「うちの娘です!」と叫び、傍聴席を凍りつかせた(HBCニュース)。事件の重大性より娘の擁護を優先する姿勢が露呈した瞬間であった。

川村被告の母親:「家を出すのが早かった」「娘を見捨てられない」

母親も情状証人として出廷。涙を流しながら謝罪したが、その内容は遺族に何の救済も与えなかった。

家を出すのが早かった」(高校卒業後の独立について)
「暴行音声に親としても衝撃を受けた」
「(娘は)反省すべきだが、親として、娘を見捨てることはできない
「社会復帰した際は支援を続ける」

「家を出すのが早かった」――裏返せば「もう少し家にいさせていれば事件は起きなかった」とも取れる発言。遺族の母親が「一生許さない」と発言した同じ法廷で、加害者の母親が「娘を見捨てられない」と語った。両者の言葉の重さは、絶望的なまでに違う。

賠償の見通しは立っていない、と報じられている(HBC)。

遺族と加害者親族の言葉――決定的な非対称性

立場 発言
被害者・母 「一生許さない。息子の無念を晴らすため極刑を」
被害者・姉 「絶対に許さない。命が尽きるその日まで戦う」
被害者・両親 「何度も止めてくださいと言ったのに、命まで奪われた」
加害者・父 「殴られたら殴り返せ」「うちの娘です!」
加害者・母 「娘を見捨てられない」「家を出すのが早かった」

被害者遺族は「息子の命」を語り、加害者親族は「娘の今後」を語る。失われた命と、これから続く加害者の人生――この言葉の重さの差が、本件の本質である。

検察と弁護――両者の主張の対立

【検察側:無期懲役求刑】

検察側は2026年6月5日の論告求刑公判で、川村葉音被告に無期懲役を求刑した。理由として:

  • 事件の主導的役割を果たしたこと
  • 金品まで奪う強盗致死に発展させたこと
  • 計画的な側面があること
  • 2時間にわたる長時間暴行
  • 「著しく悪質」と評価される犯行

【弁護側:懲役13年を主張】

これに対し、弁護側は「懲役13年の有期刑」を主張した(STVニュース北海道、北海道新聞報道)。

弁護側の主な論拠:

  • 川村被告の暴行は死亡への寄与度が低い
  • 致命傷を負わせた直接行為は川口・瀧澤らによる
  • 川村は反省している

検察「無期」vs 弁護「有期13年」――この極端に開いた求刑差が、本件の量刑論争の特徴である。

【札幌地裁の中間判断】

公判中、札幌地裁は重要な中間判断を示した。

強盗致死罪が成立する
法定刑は死刑か無期懲役のみ(有期刑なし)

つまり、弁護側が求める「懲役13年」は、強盗致死罪では法律上ありえない判決である。有期刑にするには、減軽事由を相当数積み上げる必要がある。

検察側は遺族の心情も強調。遺族は「極刑望む」「命が尽きるその日まで戦う」と発言したことが報じられている。

川村被告の反省と謝罪

川村葉音被告は、公判で謝罪の言葉を述べた。

「社会に出られる確率は少ない、というかほぼないと思っています」
「申し訳ないことをしたと思っています」

罪を認め、自身の社会復帰の可能性が極めて低いことも自覚している、という陳述である。

しかし、遺族にとっては「謝罪したから許せる」というレベルの事件ではない。**20歳の前途ある大学生の命が奪われた**事実は変わらない。

判決の予想――4つのシナリオ

判決6/25に向けて、現実的に想定される4つのシナリオを整理する。強盗致死罪の法定刑は死刑か無期懲役のみ(有期刑なし)という制約が、本件の判決を強く規定する。

判決4シナリオ予想
強盗致死=法定刑「死刑か無期」の制約下で
最有力(確率55%)
A. 求刑通り無期懲役
主導的役割+金品要求+2時間暴行+遺族感情。法定刑通りで、過去の同種事案でも最も典型的。仮釈放まで30年以上

対抗(確率25%)
B. 有期懲役(減軽認定)
弁護側主張「死亡への寄与度低い」が一部認められ、酌量減軽で有期刑(懲役15〜20年程度)。20代前半の年齢と反省を評価

急変(確率15%)
C. 求刑超え・死刑判決
永山基準で被害者1人での死刑は極めて稀。ただし「全裸+タバコ+ライダーキック+金品強奪+2時間暴行」の集合体として、前例破りの可能性

極稀(確率5%)
D. 弁護側主張通り懲役13年
強盗致死罪で懲役13年にするには法律上の減軽事由が複数必要。実現可能性は極めて低い

【シナリオA:無期懲役(求刑通り)が最有力】

無期懲役判決が最有力と見る理由:

  • 札幌地裁が中間判断で「強盗致死罪が成立」と認定済み
  • 法定刑は死刑か無期懲役の二択
  • 主導的役割+金品要求+2時間暴行という重い情状
  • 遺族が「極刑」を求める強い心情
  • 21歳という更生可能性が無期と死刑の境目

裁判員裁判で「死刑」と「無期」の間で迷った場合、過去の同種事案を見ても無期懲役に落ち着く傾向が強い。求刑通りの判決が出る確率は55%程度。

【シナリオB:有期懲役(減軽認定)の可能性】

弁護側が主張する「死亡への寄与度が低い」が裁判員に一定程度響けば、酌量減軽による有期懲役もあり得る。

ただし、強盗致死罪を有期刑にするには:

  • 心神耗弱(責任能力低下)
  • 従犯(量刑が主犯の2/3以下)
  • 自首・反省など複数の減軽事由

これらが認められる必要がある。弁護側の「13年」要求は明らかに無理筋だが、懲役20年前後への減刑なら現実的範囲。確率25%。

【シナリオC:死刑判決の可能性】

死刑判決の可能性は15%程度。永山基準で被害者1人の死刑は極めて異例だが、本件は以下の点で特殊:

  • 6人による2時間集団暴行
  • 全裸+タバコの火という人格蹂躙
  • 「ライダーキック」と笑いながらの暴行
  • 金品強奪というエスカレート
  • 「血がついたから金払え」のLINE
  • 外傷性ショック(全身血液の20〜30%喪失)

人格蹂躙と利欲性を裁判員が「更生不能」と判断すれば、被害者1人でも死刑となる前例破りの可能性は残る。

【シナリオD:弁護側主張通り懲役13年は法律上ほぼ不可能】

強盗致死罪で懲役13年にするには、法律上の減軽事由を複数積み上げる必要があり、実現可能性は5%以下。弁護側の主張は「無期を避けるための心理的アンカリング」と見るのが妥当。

【最も現実的なライン】

総合的に見て、判決は「無期懲役」が最有力(55%)。次いで「有期20年前後への減刑(25%)」「死刑(15%)」「弁護側通り13年(5%以下)」。

裁判員6名の議論で、最大の争点は「死刑か無期か」となる。本件が「永山基準を超えるかどうか」――日本の刑事司法における重要な前例となる可能性がある。

加害者の家族・友人・人生も、平穏に続けるべきではない

被害者・長谷知哉さんの人生は20歳で終わった。家族の平穏も永久に失われた。父も母も姉も「一生許さない」「命が尽きるその日まで戦う」と訴えている。

ならば、加害者とその家族・友人の人生も、被害者一家と同じく「終わった」と扱うべきではないか。社会がそれを許さないことで、はじめてバランスが取れる。

川村葉音と家族――小学校教員の夢を売った代償

  • 本人:21歳で無期懲役求刑、社会復帰の可能性は限りなく低い
  • 父:「殴られたら殴り返せ」と娘に教えた人物。法廷で「うちの娘です!」と叫んだ姿勢。事件の遠因を作った張本人として、社会的な責任は重い
  • 母:「家を出すのが早かった」「娘を見捨てられない」と発言。賠償の見通しは立っていない
  • 兄:報道で具体的情報なし。だが「妹がこの事件を起こした」という事実は一生付きまとう
  • 北翔大学:公式声明発表、教員養成課程からの除籍は確実
  • 釧路の実家:地域コミュニティから永久に隔絶される

「小学校の先生になりたい」と教育課程に進んだ娘が、20歳の大学生を集団リンチで殺した。この事実を、川村家は一生背負わなければならない

八木原亜麻と家族――保育士の夢の終焉

  • 本人:別途審理中、強盗致死で無期懲役相当の判断を受けるべき
  • 父:事件後、深い謝罪を述べた。だが娘の養育環境を作った責任は消えない
  • 母:娘が寮生活時代、毎週訪ねていた「過保護」な母親像。その過保護が娘を歪めた可能性も指摘されるべき
  • 札幌学院大学:公式声明発表、保育士課程からの除籍は必至
  • 釧路の実家:父が地元で「謝罪」したが、地域社会で受け入れられる余地は永久にない

将来子どもを預かるはずだった保育士志望者が、被害者の側で「もっとやって」「タッキー優しい」と発言した。八木原家の「育児・教育に関わる職業を語る資格」は、もはや存在しない。

川口侑斗と家族――家庭崩壊の連鎖を断つべき

  • 本人:当時18歳、宣誓拒否で裁判員の心証最悪、無期懲役相当
  • 父・母:本人いわく「親が離婚するんだ」。離婚は本人の選択だが、子どもの問題行動を放置した責任は重い
  • 4人兄弟:兄弟の現状は不明。だが「兄/弟が大学生を殴り殺した」という事実は、兄弟の人生にも影を落とす
  • 解体業のバイト先:当然、雇用継続不可
  • 札幌市白石区の地域社会:「公園にたむろする生活」を続けていた人物が殺人事件の主犯格。地域全体での再発防止策が問われる

家庭崩壊→学校中退→暴行死。この典型的な「転落の連鎖」を、社会は次の世代でも繰り返してはならない。

瀧澤海裕と家族――非公表の家族情報こそ問われるべき

  • 本人:当時18歳、「ライダーキック」で笑いを取ろうとした特定少年、無期懲役相当
  • 家族:両親・兄弟の情報は大手報道機関で非公表
  • 家族非公表が許される現行法の問題:「特定少年」として本人の実名は公表されるが、家族は守られる。だが本人を育てたのは家族である
  • 札幌市白石区の地域:川口と同じ地域、同じ中学。地域全体の問題として再考すべき

家族情報が守られている瀧澤家こそ、社会の追及から「最も逃げている」状態にある。事件直後に被害者の苦痛を「ウケる」と表現できる人物を、どのような家庭が育てたか――この問いに、社会は答えを得る権利がある。

17歳少年A(川村の交際相手)と家族

  • 本人:高校1年で「先生がウザかった」と中退、一人暮らし、川村の交際相手として暴行参加
  • 家族:少年法により情報非公表
  • 高校1年で中退して一人暮らしを許す家庭」とは、どのような家庭か。少年法保護の名の下で隠されているが、本件の構造的原因を作った家族として責任は重い

【少年法は加害者家族を守るためのものではない】

少年法は「更生可能な少年」を守るための法律であって、加害者の家族を社会的責任から免除する法律ではない。本件のような残虐な犯行を犯した少年については、家族情報も含めて社会に開示すべきである。

16歳少年B(全裸+タバコ+体毛燃やし)と家族

  • 本人:被害者の髪にライター、背中にタバコ、体毛を燃やし「いい感じに燃えてきた」と発言
  • 家族:少年法により情報非公表
  • 人を燃やすことを娯楽として育つ16歳」を生んだ家庭は、社会にとって最大の脅威

16歳でこの精神性を持つ人物を、家族がどう育てたのか――社会は知る権利があり、再発防止のためにも検証されるべきである。

6人の友人グループ全体の責任

本件は6人中5人が被害者と初対面で集団暴行に参加した。これは「いつでも・どこでも・誰とでも」殺人ができるグループが存在していたことを意味する。

– 釧路の中学時代の塾の友人(川村・八木原)
– 札幌の中学の同級生(川口・瀧澤)
– 高校の友人ネットワーク
– コンビニバイトの恋人ネットワーク(川村・少年A)

これらの「暴力を共有できる若者ネットワーク」の存在自体を、社会は問題視すべきである。事件に直接関与しなかった友人・知人にも、SNSや実生活での社会的圧力がかかる必要がある。

【両大学の声明】

– 北翔大学(川村葉音):2024年10月30日付で声明発表
– 札幌学院大学(八木原亜麻):2024年10月29日付で声明発表

両大学とも「事態を重く受け止め、在学生への適切な指導と支援に努める」と発表したが、これは最低限の対応に過ぎない。両被告の除籍は当然として、育成過程での問題を大学はどう見抜けなかったのか、自省と公表が求められる。

結論――この6人を、社会が許してはならない

本件は、現代日本の刑事司法と社会通念に対する重大な試金石である。

【事実関係を整理する】

  • 20歳の大学生が、別れ話の腹いせで公園に呼び出され
  • 6人による2時間の集団リンチ
  • 「ライダーキック」と笑いながらの飛び蹴り
  • 16歳が全裸にしてタバコの火を近づけた
  • 「血がついたから金払え」と金品強奪
  • 暴行音声と笑う動画を撮影していた
  • 被害者は「止めてください」と何度も懇願した
  • 全身血液の20〜30%を失い、外傷性ショックで死亡
  • 札幌地裁が中間判断で「強盗致死罪が成立」と認定

これは衝動的犯行ではない。意図的・継続的・娯楽的な殺戮である。

【加害者たちの態度】

  • 瀧澤海裕被告(18):「ライダーキック!」「ウケる」「笑いとれればいい」
  • 川村葉音被告(21・主犯格):「その場の流れで
  • 川口侑斗被告(18):法廷で宣誓拒否
  • 16歳少年:「主犯格に恩、裏切りたくなかった

反省の言葉は表面的にあっても、本質的な悔悟は見えない。検察官が「調子乗んな?こんだけ殴られてる人に…」と声を荒げた場面が、彼らの本性を最もよく表している。

【加害者の親族の姿勢】

被害者の母は「一生許さない」「極刑を」と訴える。
加害者の父は「殴られたら殴り返せ」「うちの娘です!」と叫ぶ。
加害者の母は「娘を見捨てられない」と語る。

この非対称性が、本件に対する社会の答えを規定する。被害者は「命」を失ったが、加害者は「これからの人生」を語っている。

【社会が問われていること】

本件で「有期刑」が下れば、それは社会が次のメッセージを発することを意味する:

  • 「2時間集団リンチして金まで奪っても、20代後半で社会復帰できる」
  • 「全裸にしてタバコを押し付けても、保護される(16歳)」
  • 「ライダーキックと叫んで殴り殺しても、有期刑で済む(18歳)」

これを社会的に認めてはならない

【重罪が必要な3つの理由】

① 被害者の尊厳の回復
長谷知哉さんは、20年間生きてきた一人の人間である。「ライダーキック」「ウケる」と侮辱されながら殺された尊厳を、せめて司法が回復しなければならない。

② 類似犯罪の抑止
「別れ話の相談」から集団リンチへエスカレートする構造を、社会は許容してはならない。重罪判決は、次の被害者を出さないための最低限のメッセージである。

③ 加害者の本性への評価
被害者の懇願を無視して2時間殴り続けた人物を、20代後半で社会に戻すリスクは大きすぎる。「殴られたら殴り返せ」と教えられて育った人物が、十数年で更生する保証はない。

【6人全員に重罪を求める】

本記事は、6人全員に対し法定刑の上限での処断を社会に求める。

  • 川村葉音被告:求刑通り無期懲役を堅持。仮釈放は30年以上先まで認めるべきではない
  • 八木原亜麻被告:事件の起点として、別途裁判で無期懲役相当の判断を求める
  • 川口侑斗被告:宣誓拒否=反省ゼロ。無期懲役が妥当
  • 瀧澤海裕被告:「ウケる」発言は社会から永久に隔離すべき本性。無期懲役
  • 17歳少年:少年法を盾にした減刑を許してはならない。長期収容
  • 16歳少年:全裸+タバコの行為は更生不能の兆候。長期収容

判決は2026年6月25日、札幌地裁。

【最後に】

被害者・長谷知哉さんは、21歳の誕生日を迎えることなく、この世を去った。彼は別れを切り出しただけで、何の罪もなかった。「止めてください」と懇願する声を、6人は2時間にわたって踏みにじり続けた。

母親の「一生許さない」、姉の「命が尽きるその日まで戦う」――この言葉に、社会は応えなければならない。

加害者たちが「その場の流れで」「ライダーキック」「ウケる」と表現した行為に、司法と社会は最も重い答えを返すべきである。

長谷知哉さんのご冥福を心からお祈りすると同時に、本件を「絶対に許してはならない事件」として、長く記憶し続けなければならない。

主要ソース

裁判の経緯・求刑・判決日

検察vs弁護側の対立・中間判断

共犯者の動向・公判内容

各被告のプロフィール・生い立ち・家族

6人の集団結成・暴行の経緯・全体構造

遺族・親族の声・意見陳述

コメンテーター1号

ネットの記事にコメントするだけです。