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及川幸久とは何者か――YouTube BANを超えてなお支持される理由

話題性 ★★★★☆ 信憑性 ★★★★☆ 共感性 ★★★★☆

#及川幸久 #THECORE

横浜の少年期から金融マンへ――エリートコースの青年時代

及川幸久は1960年6月18日、神奈川県横浜市に生まれた。

教育歴は典型的なエリートコースを歩んでいる。青山学院高校から上智大学文学部新聞学科に進学。さらに国際基督教大学(ICU)大学院行政学研究科で修士号を取得した。日本の私学エリート校を渡り歩いたキャリアである。

大学院修了後はビジネス界に身を投じる。メリルリンチ証券(現バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ)、インベスコ・アセット・マネジメントという、外資系金融機関の最前線で実務経験を積んだ。

国際的な金融キャリア、それも英語ベースの外資系で働いた経験――これが後の彼の「海外メディアを原語で読み解く力」の素地になる。

普通なら、このまま金融マンとして人生を完成させるルートだった。しかし及川は、誰も予想しない選択をする。

ロンドンでの邂逅――1994年、幸福の科学へ出家

ロンドン勤務時代、及川は本屋で一冊の本に出会う。大川隆法・幸福の科学総裁の著書だった。

当時の彼はキリスト教徒であった。しかし、その本との出会いが彼の人生を大きく動かす。1994年、キリスト教から幸福の科学へ改宗し、出家。エリート金融マンの道を捨て、宗教家として歩み始めた。

幸福の科学では、その語学力と国際感覚を買われ、国際本部長、北米本部長を歴任。世界各国でセミナーを開く「国際伝道師」として活動した。

2012年には幸福実現党に入党、外務局長に就任。政治活動にも本格的に関わっていく。

「金融エリート→宗教家→政治家→国際情勢の発信者」というキャリアは、日本でも極めて稀な経歴だ。**多領域での実務経験**が、彼の発信に独特の説得力を与えている。

2023年7月15日、幸福実現党役員を退任。後にネット上では幸福の科学からも脱退したとの情報が流れ、現在は宗教団体から距離を置いた発信を続けている。

YouTuberとしての本格化――登録者49万人へ

及川がYouTubeでの発信を本格化したのは2010年代後半。「及川幸久THE WISDOM CHANNEL」を中心に、国際情勢・米政治・地政学を扱った。

特に注目されたのは、トランプ政権1期目(2017〜2021)と米大統領選の解説。日本のテレビが伝えない「保守側の視点」を、英語ソースを基に詳細に解説するスタイルが多くの視聴者を獲得した。

2022年3月時点で登録者数約49万人、累計1億2,000万再生超

ファンの声を拾うと、こうした評価が並ぶ:

「穏やかな口調で、聞いていて疲れない」
「主流メディアでは絶対に聞けない視点が手に入る」
「英語ソースを直接当たっているのが分かる」
「反グローバリズムを明言する数少ない発信者」

主流メディアと真逆の視点を、感情的にではなく落ち着いた語り口で展開する――この組み合わせが、コアファンの支持を集めていった。

2023年11月、人物バン――YouTubeからの永久追放

2023年11月、衝撃的なニュースが流れた。YouTubeが及川幸久のメインチャンネルを削除。これまでも何度か一時停止はあったが、今回は「人物バン」と呼ばれる極めて稀な処分だった。

「人物バン」とは、特定の人物のチャンネル開設そのものを永久に禁じる処分のこと。日本人で同様の措置を受けた著名人は数えるほどしかいない。

公式の理由は「コロナ関連の誤情報ポリシー違反」。ただし、当事者や支持者の見方は異なる。

「米大統領選、ウクライナ紛争、ワクチン副反応について、バイデン政権側に立たない逆の視点を発信し続けたためでは」

この見方を多くの支持者が共有した。中には「BANされた=核心を突いた証拠」として、むしろ及川への信頼を強めたという声もある。

ただし、これは単なる風評ではない。YouTubeが米巨大IT企業であり、当時のバイデン政権の規制方針と無関係ではないという見方は、世界各国のジャーナリストからも上がっている。

49万人のフォロワーを抱えるチャンネルを一夜で失う――これは普通なら発信者にとって致命傷である。

ところが、及川幸久はここで終わらなかった。

復活と分散――新メディア「THE CORE」立ち上げ

BAN後、及川は驚異的なスピードで活動を再構築する。

まず、X(旧Twitter)への発信集中。「現時点で最も自由な情報共有プラットフォーム」と位置付け、フォロワーをXに誘導した。

並行して、ニコニコ動画に移行。動画コンテンツの本拠地を移した。さらに、米国発の言論自由重視動画プラットフォーム「Rumble」にも展開。プラットフォーム依存リスクを分散させた。

そして2024年2月13日、独立メディア「THE CORE」を立ち上げる。ライブ配信プラットフォーム「2U」上で月額制サービスを展開。月例オンライン講座、延長Q&A、ゲリラライブ配信などを会員向けに提供する。

驚くべきはここからだ。「THE CORE」のYouTubeチャンネルが、第三者運営として開設される。本人がBANされていても、関連チャンネルとして及川のコンテンツを配信できる構造だ。このチャンネルは現在23.2万人の登録者、累計3,989万再生を獲得している。

2024年11月のアメリカ大統領選では、THE COREのライブ配信が同時接続6万人、視聴数100万回を達成。トランプ復活を予測していた及川への信頼は、結果が証明する形となった。

BANされたはずの発信者が、別の形で復活し、さらに大きな影響力を持つに至った――この事実が、今の及川を象徴している。

BAN後の「分散メディア帝国」
プラットフォーム1つに依存しない、レジリエントな発信構造
🎥 THE CORE(YouTube)

第三者運営の関連チャンネル
登録者23.2万人/累計3,989万再生/2024年米大統領選ライブで同時接続6万人

大型集客装置

🔒 THE CORE(2U)

月額制 独立プラットフォーム
月例講座/延長Q&A/ゲリラ配信/反グローバリズムフォーラム主催

収益の本丸

𝕏 X(旧Twitter)

主力発信プラットフォーム
「最も自由な情報共有の場」と位置付け/速報・短文・誘導の中心

速報装置

🎬 ニコニコ・Rumble

プラットフォーム分散
ニコニコ=日本国内の避難所/Rumble=米国発の言論自由重視動画サイト

リスク分散

▼ BANを超えた発信戦略の構造
① 1つのプラットフォームに依存しない(YouTube・X・ニコニコ・Rumble・2U)
② 第三者運営の関連チャンネルで本人BANをすり抜ける
③ 月額制有料プラットフォームで安定収益とコアファン基盤を確保

いま支持される4つの理由――及川幸久の魅力

なぜ及川幸久はYouTube BANを越えてなお、これだけ多くの人に支持されるのか。彼の魅力を4つの角度から整理してみる。

① 英語ソースを直接当たる力

メリルリンチ・インベスコでの実務経験、ロンドン在住経験、ICU大学院での英語学術訓練――この積み重ねが、英語ニュース・米保守系メディア・政治家の生発言を**翻訳を介さず**理解できる力を生んだ。日本のメディアが伝えない海外保守の論調を、原語で取材して伝えられる発信者は、日本にほぼ存在しない。

② 落ち着いた語り口

陰謀論系・保守系の発信者にありがちな「煽る」「叫ぶ」スタイルとは対照的に、及川は終始穏やかで論理的な語り口を保つ。これが「主流メディアの逆視点を、知的に聞きたい」という視聴者層に強くフィットしている。

③ 反グローバリズムの一貫性

幸福実現党時代から現在まで、反グローバリズムの立場を明言し続けている。この一貫性が「信頼に足る論客」という評価につながっている。途中で論調を変える論客が多い中、20年以上ブレない発信者は希少だ。

④ BANされてもなお発信を続ける姿

そして何より、YouTubeから永久追放されながら、X・ニコニコ・Rumble・THE COREへと分散展開し、むしろ影響力を拡大させた事実そのものが、彼の魅力を最大化している。「圧力に屈せず、発信を続ける」という姿勢が、表現規制に懸念を持つ層の共感を呼んでいる。

支持者の中には、こんな声もある:

「BANされた=それだけ核心を突いていた証拠」
「主流メディアが報じない情報源として、今や代えがきかない存在」
「金融も宗教も知っている、複数の世界を見てきた人だから信じられる」

これからの及川幸久――トランプ時代の語り部

2024年11月、トランプが米大統領に返り咲いた。及川が長年予測していた展開が現実となった。

これにより、及川の発信内容――トランプ周辺の動向、ディープステート、ウクライナ、中東、米中関係――は、まさにリアルタイムで実証される時期に入っている。

THE COREのライブ配信は同時接続6万人を集めるまでに成長。「主流メディアでは聞けない海外政治の解説者」としての地位は、BAN前よりむしろ強固になった。

異色の経歴――金融マン、宗教家、政治家、そしてジャーナリスト――を経てきた彼は、いま、トランプ時代の日本における「海外保守言論の翻訳者」として、独自の役割を担っている。

YouTubeから追放されても消えない。むしろ強くなる。それが及川幸久という発信者の現在地である。

主要ソース

コメンテーター1号

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