5月25日の昼過ぎ、東京・銀座の高級商業施設「GINZA SIX」が突然、阿鼻叫喚の現場と化した。
1階に入る三井住友銀行のATMコーナーで、何者かがカプサイシン成分を含む催涙スプレーを噴射。喉の痛みや目のかすみを訴えた26人が体調不良となり、25人が救急搬送——うち19人が病院に運ばれた。
東京消防庁は59台の車両を出動させ、1995年の地下鉄サリン事件でも使われた「スーパーアンビュランス」まで現場に向かった。
でも翌26日、犯人はまだ逃げている。
まず、各メディアが伝えた「共通のストーリー」
各局が伝えたのはこういう内容だ。
5月25日正午すぎ、GINZA SIX内で男がスプレーを噴射し逃走。26人が体調不良、25人搬送。犯人は30代・身長170cm・紺スーツ。新橋方面へ逃走中。
「給料日でATMが混んでいた銀座で、変な男が逃げた」——そういうイメージで処理されそうな話だ。
でも実際には、いくつかの「?」がある。
「実は①」 翌日になっても逮捕できない理由を誰も説明しない
繁華街の中の繁華街、GINZA SIXだ。
監視カメラは施設内だけでも数十台。周辺の銀座の街頭カメラ、銀行のATMカメラ——犯行時刻は昼間で、目撃者も多い。犯人の特徴は「30代・170cm・紺スーツ」と判明している。
それでも翌5月26日の時点で、逮捕されていない。
東京・銀座でスプレー噴射 外国人同士トラブルか 「GINZA SIX」25人搬送https://t.co/jL4MXp9SOB 119番したという50代女性は、喉がしびれるような違和感を覚え、屋外に避難しました。
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) May 25, 2026
「カメラだらけの銀座で昼間にやって、翌日も逃げてるってどういうこと?」(X上の声)
「外国人なら既に出国してる可能性もあるよな…」(X上の声)
新橋方面に逃走した犯人が、その後どこへ向かったのか——電車か、タクシーか、あるいは空港に向かったのか。メディアはいっさい続報を出していない。「捜査中」の一言で終わっている。
「実は②」 「外国籍同士のトラブル」——TBSだけが報じた事実
ここが最大の「?」だ。
TBS NEWS DIGの報道タイトルはこうなっていた。
「GINZA SIX前で”外国籍とみられる人物がけんか”とも」
時事通信も「外国人同士トラブルか」というタイトルで配信している。
では、NHKは? テレビ朝日は? 日テレは?
東京 銀座「GINZA SIX」で”刺激臭” 複数人が体調不良訴える 詳しくはこちら https://t.co/7F0y59A8xU pic.twitter.com/q7KTgfNNDg
— NHKニュース (@nhk_news) May 25, 2026
NHKの速報には「外国籍」の文字はない。日テレNEWS NNNの記事にも「外国籍」「外国人」という言葉はほぼ登場しない。
「TBSと時事だけ外国人って書いてる。他はなんで書かないんだろ」(X上の声)
「外国籍かどうかで話の意味が全然変わってくるのに」(X上の声)
同じ事件を報じているのに、なぜ「外国籍」という情報を書くメディアと書かないメディアに分かれるのか。捜査関係者が「外国籍同士のトラブル」と話している以上、これは「確認中の情報」ではなく、「判明している情報」のはずだ。それでも揃って書かれない理由が、よくわからない。
「実は③」 渋谷ヒカリエでは「即日逮捕」だった
比べてほしいのが、約9ヵ月前の事件だ。
2025年8月23日、渋谷ヒカリエ7階でも催涙スプレー事件が起きた。
18人が体調不良、7〜8人が搬送。40代の自営業男をその日のうちに逮捕。「口論になってカッとなった」と本人が認めた。
被害規模はGINZA SIXより小さかったが、犯人はその日に手錠をかけられた。
GINZA SIXでは25人が搬送され、スーパーアンビュランスまで出動した。それでも翌日も犯人は野放しだ。
「渋谷のときはすぐ捕まったのに、なんで銀座は翌日も逃げてんの?」(X上の声)
渋谷ヒカリエの犯人は日本語で「カッとなった」と話す40代の日本人男性だった。GINZA SIXの犯人は「外国籍とみられる30代」で、新橋方面へ逃走。
この差はなんなのか。逃亡の巧みさが違うのか、追う側に何か事情があるのか——どちらにせよ、誰かが説明すべき「差」のはずだ。
「実は④」 スーパーアンビュランスまで出た事件が「静かに」終わろうとしている
東京消防庁が投入した「スーパーアンビュランス」は、1995年の地下鉄サリン事件でも出動した特殊車両だ。59台の車両が銀座に向かったこの事件は、規模だけ見れば「テロ対応レベル」に近い。
東京 銀座の「GINZA SIX」で「刺激臭でみんながせきをしている」という通報があり、複数人が体調不良を訴えているということです 何者かがスプレーをまいたという情報も 最新情報はこちらの記事で↓ https://t.co/rhTHN3G5IW
— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) May 25, 2026
「最初、現場にいた人たちはサリンかと思ったって言ってたよ。それくらいの騒ぎだったのに、犯人は今もどこかにいる」(X上の声)
「59台出動してスーパーアンビュランスまで来て、翌日には続報なし。なんか変じゃない?」(X上の声)
被害者25人、スーパーアンビュランス出動、翌日も逃走中——この規模の事件が「続報なし」で静かに終わるとしたら、それはそれでおかしい。
結局、何が起きているのか
GINZA SIXで催涙スプレーが噴射され、25人が搬送された。犯人は「外国籍とみられる30代男性」で、翌日も逃走中。一部メディアは「外国籍」と報じ、多くのメディアは報じなかった。渋谷ヒカリエでは同じような事件で即日逮捕されていた。
なぜ逮捕できないのか。なぜ「外国籍」を報じないメディアがあるのか。なぜ続報が出ないのか。
この3つの「なぜ」に、まだ誰も答えていない。
続報があれば、またまとめます。みなさんはどう思いますか?コメント欄でぜひ教えてください。
情報元:時事通信、TBS NEWS DIG、NHKニュース、日テレNEWS NNN、東京新聞デジタル、女性自身(2026年5月25〜26日)/渋谷ヒカリエ事件:時事通信(2025年8月23日)/Xの引用はすべて一般ユーザーの投稿より


